名入れ首輪? 迷子札? IDタグ?

CAT
軽井沢長寿猫クリちゃん2
猫のくりちゃん、21歳当時
軽井沢バーディの長寿猫、クリ。
軽井沢で21年の長寿を全うして虹の橋を渡りました。
そんなクリちゃん長寿のお話です。

BIRDIEでは、ほぼ30年前よりわんちゃん猫ちゃんがいなくなってしまった時に戻ってこれるようにという思いで、名前と連絡先を彫刻したプレートを制作しています。
そのプレートは、単体の真鍮やシルバーのプレートタイプの物とアルマイトプレートや真鍮プレートを首輪に取り付けたセミオーダーの首輪を作り続けています。
わんちゃん猫ちゃんを迷子にさせない!必ず家族の元へ返す!の信念で、お客様の元へ沢山の名入れ首輪をお届けしています。

軽井沢長寿猫クリちゃん4
名前入れのできる猫専用オーダー首輪

その名前は、名入れ首輪、迷子札、IDタグといろいろな呼び方があります。

さて、今回は、それを制作し販売している私自身が、自信の犬猫につけていて助かった事がこの30年間で2回あった事。そして、失敗した事が1回あった事をお話ししようと思います。

成功例は、犬で2回。
失敗例は、猫で1回。

2回の成功例は、ミックス犬が高齢になって戻れなくなり、名入れ首輪をつけていて翌朝電話がかかって来て戻れた例が1回。
マンションの中ではぐれてしまったトイプードル(これが現在超高齢犬のコロンちゃん)が行方不明になってやはり警察から電話で迎えに行った例です。

では、失敗例とは?
21歳まで生きてくれた猫のくりちゃんが10歳の時に1週間行方不明になった事です。

軽井沢長寿猫クリちゃん3

猫のくりちゃんは、去勢した雄の猫で、優しく臆病な性格でしたので、家からは一歩も出ず、首輪などはつけていませんでした。それも10歳になるまで。
ある日、別に暮らす父に預けて軽井沢に滞在していたときの事、くりちゃんが知らないうちに家の中にいないと連絡がありました。
どこを探してもいない!
近所を探してもいない!

いてもたってもいられず、私は、一人新幹線で東京に我が猫を探しに戻り、近所を探しましたが、見つからず、とぼとぼ又新幹線で軽井沢に戻りました。
その時の気持ちは、どう表現したら良いか、何をするにもくりちゃんの事ばかりを考えてしまいます。

保健所に電話したり、近所を尋ね歩く時もどんなねこか?どんな首輪をつけていたか?名前が分かる物を付けていなかったのか?を聞かれ、何も付けていないねこのくりちゃんに申し訳ない気持ちと後悔で一杯でした。

くりちゃんは、外に出たがらない、出ない、直ぐ帰ってくる、と言うのは、飼い主が考えているだけで、いろいろな状況でいなくなったときの事を考える事もしなかったのです。正しく、「ウチの子に限って」です。

しかし、犬や猫は、帰りたくても帰れない場合がある事をここでお伝えします。

幸い、ねこのくりちゃんは1週間後、私が東京に戻って何度も父のマンションの側を探している時、平気な顔で塀の隙間から見つかりました。
環状6号線の側の住宅地でまさに奇跡のようでした。

軽井沢長寿猫クリちゃん1
無事に帰宅できたクリちゃん

それから、10年以上くりちゃんはブルーの同じデザインの首輪を3回程新調して、21歳まで生きていてくれました。もちろん、その首輪には、くりちゃんのフルネームと、電話番号が彫刻されたプレートがいつもお守りのように光っていました。
「うちの子は大丈夫。」は、いざとなった時に後悔しないためにも、迷子札や迷子首輪を考えて下さい。

ネット上、チラシなどで迷子犬や迷子猫の情報を見かけます。
マイクロチップを埋め込むシステムは、日本の感覚ではあまり受け入れられにくい物でした。手軽にその子の家族への連絡先(今ではほとんど携帯電話ナンバー)をその子自身に付けてあげて下さい。
迷子になったわんちゃん猫ちゃんを捕獲した時に真っ先にどこに連絡するかは、その子についている携帯の電話番号です。
分からない方は、警察や保健所に連絡して、そちらに保護されます。しかし、必ずその子が身につけている迷子札、迷子首輪をみて連絡してもらえます。

その子が我が家に来たときから、虹の橋を渡るまでの長いようで短い幸せな年月を私たちは願っています。

ちなみに、我が家の虹の橋を渡った先輩諸氏の迷子プレートは、いつまでも私の宝物です。

どうか家族のため、猫ちゃんのためにも名前入り首輪を付けてあげてください。
記事で紹介している名前入りの首輪はオンラインショップでお求めいただけます。
猫ちゃんの名入れ首輪(ID首輪) 
猫ちゃんのおしゃれな首輪

軽井沢長寿猫クリちゃん5
今もクリちゃんの名前入り首輪は我が家の宝物!
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